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香川から世界へ 〜 イベントから広がった世界への架け橋

外国人向け日本語オンラインスクール「One II Seventy」様  GA4/Looker Studio導入インタビュー

「アクセス解析なしで“闇雲に”進めても期待した効果は得られない。だからこそ“データに基づいた判断”が大切だと感じました。」
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大田明弘様(One II Seventy代表)

インタビューの様子

※インタビューの様子。右が大田明弘様、左が内海賢一

  1. はじめに

香川県発の国際交流イベント「Ohanasi Kagawa」からスタートし、現在は外国人向け日本語オンラインスクールを運営されているOne II Seventy(代表:大田明弘様(以下Aki様))。
彼らは、数多くの海外ユーザーの日本語学習者と生の日本語を結びつける場を提供すると同時に、「教える側」の日本人も活躍できる仕組みを作り出しています。
しかし、オンラインスクールを立ち上げてからは、限られた広告予算や複数のマーケティングチャネルをどのように最適化するかが新たな課題に。そこでAki様が取り組んだのがGoogleアナリティクス(GA4)の活用Looker Studioによるデータ可視化です。
本記事では、実際にAki様が取り組んできたプロセスや成果を詳しくご紹介しながら、同様の課題を抱えている方へ向けてヒントをお届けします。

 

おはなしかがわホームページ

おはなしかがわホームページ

  1. Ohanasi Kagawa” から日本語オンラインスクールへ

Aki様が事業を始めたきっかけは、香川県という地方に住む人でも気軽に海外の人と交流できる場を作りたい、という想いでした。2019年頃に無料イベント「Ohanasi Kagawa」を立ち上げると、瞬く間に世界55か国以上から累計3,000名を超える参加者が集まる規模にまで成長。しかし“ボランティア”としてイベントを続けていたため、継続性という課題が浮上したそうです。

「イベントを無償で続けるのは限界がありました。そこで社会貢献の場を保ちつつ、新たにビジネスとして運営できるよう日本語オンラインスクールを立ち上げたんです。」

日本語オンラインスクールでは、日本語講師に興味を持つ人を対象に、未経験でも教えられる仕組み(カリキュラムや教材)を提供。こうして、イベント参加者だけでなく、英語を使って日本語を教えたい日本人をも巻き込みながら、さらなる広がりを見せています。

  1. アクセス解析を導入したきっかけ

事業拡大にともない、体験レッスンを増やすためのマーケティングが重要になってきました。しかし当初はGA4の使い方がわからず、広告やSNSなど複数チャネルに予算を投下しても「どこが最も効果的か」正確な分析ができなかったといいます。

「闇雲にマーケティング費用を使っても、限りある資金を無駄にしかねないと痛感しました。
データに基づいた判断をしたいと思った時に、ちょうど御社(当社)と出会ったんです。」

こうして、GA4の導入・設定サポートLooker Studioによるダッシュボード構築を当社にご依頼いただきました。

  1. GA4 × Looker Studio で実現したこと

4-1. “どこから来たのか”が明確にわかる

 Aki様には当社がご案内した、流入元を判別するためのURLパラメーターを運用いただき、「どの地域から訪問したか」「どのマーケティング施策経由か」を細かく追跡することが可能になりました。これによって、費用対効果を正確に計測し、改善策を打ち出しやすくなりました。

「アクセスがどこの地域から来ているか、どのチャネルが成果につながっているかを見える化できるようになって、良かった施策・悪かった施策をハッキリ把握できたのは大きいですね。」

4-2. 新施策の効果測定がスムーズに

2週間ごとに数値の変化をチェックし、新しい施策を打った際にはすぐに結果を確認。そのデータを基に軌道修正を行うことで、体験レッスン数の増加コスト最適化の両立を図れるようになりました。

「正しく効果測定ができると、ダメだったらすぐ直せるし、良かったらさらに投資しようとなります。
これが、オンラインスクール拡大の原動力ですね。」

  1. “一度離れて、使用再開”の理由

一度はGA4とLooker Studioを導入していたものの、「忙しさから細かく見れなくなっていた時期」があったといいます。しかし新しいマーケティングチャネルが増えるにつれ、再びデータ分析の重要性を痛感。昨年末に当社へ再度ご連絡をいただき、ダッシュボードをアップデート・追加設定しました。

「マーケティング経路が増えるほど、“どのチャネルが効率的か”分からなくなります。
だからこそ、もう一度しっかり分析体制を整えようと決めました。」

ダッシュボード

  1. 今後の展望:インフルエンサーマーケティングへ

今後はインフルエンサーマーケティングにも注力していく予定とのこと。その際にも、GA4とLooker Studioのダッシュボードで費用対効果をしっかりと可視化し、投資配分を管理していきたいと語られています。

「これまで以上に広告費のムダを省きたいし、新しい施策ほど効果測定が欠かせません。
引き続き、アクセス解析とダッシュボードを活用していきたいですね。」

  1. 同じ課題を抱える方へのメッセージ

これからアクセス解析を導入しようと考えている企業・個人に向けて、Aki様は次のようにアドバイスしています。

自分たちの行動に対するフィードバックがない状態で施策を打っても、予想外に費用を浪費してしまうリスクがあります。だからこそ、アクセス解析を可視化したダッシュボードで検証サイクルを作り、“データに基づいて軌道修正する”仕組みを整えるのが大切だと思います。」

  1. 当社のサポートについて

最後に、当社のGA4導入・Looker Studio可視化サポートについて伺うと、Aki様はこう話してくださいました。

「設定やレポートの細かい部分まで、責任を持ってやってくださるのがありがたいですね。
素人ではわからない部分も丸ごと任せられるから、安心して事業に専念できます。」

今後も日本語オンラインスクールのさらなる拡大とともに、引き続きアクセス解析の強化を図っていくとのことです。

  1. お問い合わせ・ご相談

One II Seventy様が体感されたように、GA4とLooker Studioを正しく活用することで、限られた費用でも最大限の効果を得ることが可能です。
当社では、初期設定からダッシュボード構築、マーケティング施策の分析支援までをトータルでサポートいたします。

  • 「まだGA4に切り替えていない…」
  • 「導入したけれど、設定がよくわからない…」
  • 「見たい指標がちゃんと追えているか不安…」

そんなお悩みをお持ちの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
データに基づく判断で、事業を大きく成長させるためのお手伝いをさせていただきます。

本記事が、アクセス解析やデータ可視化の導入・活用を検討されている方々の参考となれば幸いです。
One II Seventy様の事例が示すように、正しい分析と活用こそが次の成長ステージへの“カギ”となります。私たちと一緒に、データドリブンな事業運営を実現しませんか