※本記事は、mare interno 広報・真礼によるコラムです。
専門的な解説ではなく、一般的な利用者の視点から感じたことを綴っています。
「Cookieの利用に同意してください」という表示を見るたびに、
私はなんとなく
「断るか、断らないか」
を選ばされている気分になります。
よく分からないから拒否する。
よく分からないから何も選ばない。
そういう行動を取ってしまうのは、
自分でも自然な反応だと思っています。
でも、ふと考えることがあります。
同意って、
本当に「断るため」のものだったんだろうか、と。

たとえば、
会員登録をするとき。
有料の記事を読むとき。
便利な機能を使うとき。
内容が分かっていて、
「これは必要だな」と思えたときには、
私は特に迷わず
同意することがあります。
そのときは、
怖いとも、嫌だとも、
あまり感じません。
たぶん私は、
「同意すること」自体が嫌なのではなくて、
よく分からないまま決めることが
嫌なだけなんだと思います。
説明が足りないまま、
判断だけを求められる。
その状態で
「はい」か「いいえ」を選ぶのは、
やっぱり少し勇気がいります。
だから私は、
同意の画面を見ると
無意識に身構えてしまうのかもしれません。
同意って、
断るためのもの、というよりも、
納得して選ぶためのもの
なんじゃないでしょうか。
そう考えるようになってから、
Cookieの同意画面を見る目が、
少しだけ変わりました。
— まれのWebコラム 第5回 —
※このテーマについて、
もう少し実務寄りの整理を知りたい方は、
内海が書いたこちらの記事もあります。
同意管理(CMP)はどこまで必要か
― 日本における現実的な計測・広告設計の考え方 ―
https://mare-interno.com/blog/consent-and-measurement